みんな笑顔で。

さて最終戦の翌日は台風の影響で延期になった福岡戦のため、順延となっていたファン感です。
最終戦直後、ロペスとジョニウソンの退団も決まってしまったこともあり、なんとなく寂しくて、しんみりした感じになってしまうのかなぁ・・・、と切ない気持ちでユアスタに向かいました。

ゴールドチームゲートから入場すると、さっそく広大くんが
「どーも！」
と、いつもの感じでお出迎えしてくれました。夕べひょんなところでお会いしたので
「昨日はどーもー！」
と言ってミニフラッグを頂戴しました。
洋介はどうしてるかな・・・？と探したら、少し離れたところで、変なサングラスに蝶ネクタイと言ういでたちで、お茶目な感じでお出迎えしてくれました。うん、この人にはしんみりした感じは似合わない。わたしたちも笑顔でいつものように握手しました。

さて、座席を確保したらコースケマニアのＫくんと約束していた通り、木谷選手のサイン会に向かいます。同時刻にいろんな場所でサイン会やら写真撮影会が行われるので、我々仲間内も分散して、とりあえずみんなそれぞれお目当てのブースに向かいます。

通りかかった直樹＆ユーキのブースは既に長蛇の列。これは急がねば・・・、とＫくんと一緒に小走りで木谷選手＆中原君のブースへ向かいます。

と・・・。
あれ？
え～っと・・・、5人くらいしか並んでないっすけど・・・。
なんつーか、ここだけすごーくアットホームな感じ
しかも木谷選手担当のボランティアスタッフの方は、日頃木谷選手に「オカン」と呼ばれ慕われている、知人のお母様で・・・。

思わず
「オカン！おはよう！」
って、声をかけてしまいました。
「あぁ～、Ｍちゃん！」
と、振り返るオカン。すると木谷選手に
「オカン！仕事仕事！」
って、って怒られちゃいました。
「ゴメン！オカン、わたしのせいで木谷さんに怒られちゃったね～」
と言うと
「い～のよ、息子みたいなもんなんだがらぁ～」
と、オカン節炸裂です。
そんなわたしたちの会話を聞いて、木谷選手もグフグフ笑ってます。

さて、まずはＫくんがミニフラッグにサインをもらいます。
「Ｋくん、お米のお礼言わないと」
と、小声で言うと、いつものように礼儀正しく
「お米、ありがとうございました！」
と、深々とお辞儀するＫくん。
「お～、あれ、米だったんだ」
と、満足げな2番様。隣で中原くんも微笑ましげに見守っています。

さて、わたくしめも。
「スパイク、ありがとうございました。家宝にします！」
と、昨日のお礼。
「いやいや・・」
と、まんざらでもないご様子の2番様。
と、ここで中原くんが
「そんなたいしたもんじゃないっすよ！」
と、ちゃちゃを入れます。

で、木谷選手、粗末なボール紙に
「ご自由にお取りください」
と書いて、机の上に新旧いろいろなカードを並べてました。自分の似顔絵まで描いてあります。
「じゃ、若干お若いときのを・・・」
と、あえて2年前のカードを選ぶと、後ろに並んでいたこれまたコースケファンのＳちゃんが
「Ｍちゃん！若い時のとか言っちゃだめでしょ！」
と、ツッコミます。
ここでまたオカンや木谷選手、中原くんも含めて一同爆笑です。
なんか、木谷選手を囲んで見知った顔が集まって、少人数（ｺﾞﾒﾝ!)ながら愉快なコースケファミリーのひと時、って感じで、ほんとに楽しい時間でした。

で、中原くんからももちろんサインを貰います。
中原くんの方にも粗末なボール紙に描かれた似顔絵が置いてあります。
そのイラストがなんかもう、すごく不細工に描いてあって。（絵の下にご丁寧に「中原　貴之」って書いてなかったら、誰もあの絵を見て中原くんだとは思いませんよ）
思わず
「え？これ中原くんなの？実物こんなにかっこいいのに！」
と言うと、ちょっと拗ねた感じで、告げ口するみたいに
「木谷さん描いたんっすよ～！」
だって。
聞こえないフリをしながら、にやにやする2番様でありました。
2人の仲のよさが垣間見れて、とても愉快でした。
あ、もちろんその後、時間の経過とともにこの2人のブースも長蛇の列となりましたよ。
さっきまでアットホームな雰囲気だったのに、2人がすっかり大スターになっちまったよ・・・、とコースケファミリーは遠巻きにその様子を眺めていたのでした

イベントの方も、シーズンが終わってプレッシャーから解き放たれた選手たちはみんなノビノビしていて、「ファン感謝の集い」の名の通り、選手たちがほんとに感謝の気持ちを込めて、ファンを楽しませようとしてくれる気持ちがすごく伝わってくる、楽しいものでした。
盛りだくさんすぎて書ききれません、ここには。

寂しい気持ちや不安な気持ちもいっぱいあって、楽しみながらもいるいろな思いがよぎったけど。
こちらこそ、選手のみなさんに感謝の気持ちでいっぱい。
できることなら、また同じメンバーで来年も・・・。心の底からそう思うけど、それは叶わないことなので。
せめて、戦力外、退団が既に決まった選手以外はみんな残ってほしいな。もちろん監督も。
早く安心したいなぁ。