言葉

いよいよ２００８年の新チーム始動！

と、言うわけで久々にベガネタです。
チーム始動とは言っても、仕事を休めるわけでもないので、当然のことながら練習を見に行ったりなんてことはできないわけですが。

毎年のことですが、この時期はまだちっとも新加入選手の名前と顔が一致しなかったりもしてるわけです。ほら、おいらってば極度の人見知りだしね（←関係ないっすね）。
あしたは新入団選手の会見も行われるとのこと。背番号も発表になるのかな？

今日、オフィシャルサイトに、柏から完全移籍した岡山さんのメッセージが掲載されました。
まっすぐでバカがつくくらい正直なメッセージ。

自分の気持ちを言葉にすることって、すごく難しいし、勇気のいることだと思う。
自分の中で混沌としていて、曖昧なものを言葉として発したとたん、相手には明確な真実として伝わってしまう。だから大切な気持ちを言葉にして表すのは、すごく怖い。自分の意図したことが正確に伝わらない可能性だってあるし、それに一度覚悟を決めて発した言葉を後で撤回することはもっともっと勇気がいることだから。
わたし自身、自分の思いを言葉にすることが、いつもとても怖い。言葉として発したとたん、それだけが真実になってしまいそうで。自分自身がそう思い込んでしまいそうで。だから何か悩み事があっても、信頼している友人たちにすら相談することもほとんどできません。それは人の意見を聞くのが嫌だとか、怖いのではなく、自分の中のぐちゃぐちゃしたものを言葉にして表現したとたん、そのぐちゃぐちゃが明確な「何か」になってしまうのが恐ろしいから。ただ、逃げているだけなんですけどね・・。（自分で書いててよくわかんなくなってきました。ダメだな）

だから、今回の岡山さんのメッセージ、重く響きました。
すごいな、と思いました。
これだけの覚悟をみんなに見せたからには、後戻りは決してできない。覚悟と勇気を持ってわたしたちにくれたメッセージだと思うから。
心から、ありがとう、って思いました。

その岡山さんのメッセージの中で、ダウン提示を受けたにも関わらず、来期も仙台でプレーすることを決意させられたと言う、丹治強化部長の言葉。
　
「俺はベガルタ仙台の強化部長としてはこの提示しか出せない。だけど、俺の後ろにはサポーターみんなの想いがある。俺自身、岡山一成に感謝している。サポーターもオカに恋愛しようと言われ、向き合ってあんなにサポートしてくれたやろ。あのサポーターと一緒に昇格しよう。」


これが一番グッと来ました。
こんな方がフロントにいるなら、この丹治さんの言葉がフロントの総意ならば、今年のチームはとてつもなくすばらしく一体感のあるチームになる可能性がある、そう思いました。

もぉ～！丹治さんってば。去年は練習場でロペスの娘のガブちゃんに振り回され、まるで「やんちゃなお姫様に手を焼く執事」のような姿しか見てなかったので、まさかこんなに熱くてかっこいいメンズだとは思いませんでしたよ～！しましま、すっかりやられちゃいました・・・。

岡山さんのメッセージも、丹治さんの言葉も、シーズンが終わった頃に結果が伴ってなければたちまち道化の空言になってしまう。
そうしない為にも、彼らは本気で頑張らなきゃいけないし、わたしたちは精一杯応援しないとね。