短かった首位と楽しい宴とやっと始まった治療のはなし

う～ん・・、どうしちゃったんだろ・・・。
試合をみんなで見ながら何度もつぶやいた言葉。
シーズン終わるまでずっと首位でいて欲しかったけど、まぁ、そんなに甘くはないよね。
首位は入れ替わってしまったし、下位との差も詰まってしまったけど、首位との勝ち点差もたったの２。最後の最後に笑えればいいんだから！

と言え、敗戦による傷心は計り知れなく・・（←おおげさ）。
試合観戦後にみんなでお好み焼きパーティーをして傷ついた心を癒しました。
我が家にみんなが集まって観戦するのはかなり久々。
それに今まではいつもの軍団メンバー（笑）のうち、何人かは現地に行っていて、残ったメンバーが集まる、と言うパターンだったけど、今回はほぼフルメンバー集まったので、今までの最大人数。大盛況でした
前日作り置きしておいたサングリアでいい感じに酔っ払ったメンバーも。かく言うわたくしめもうまい具合に敗戦の心の痛みから逃避できるくらいにふわっとなったのでした

ところで、お好み焼きを作る過程で、いい感じに焼けた豚肉につけたらうまかろう、と思って冷蔵庫から取り出した「スタミナ源たれ」が予想以上に好評で、びっくりしました。
「スタミナ源たれ」とは青森県民の舌に刷り込まれた、なくてはならないソウルソース（←こんな言い方あるのか？）。主に焼肉のたれとして使用され るものです。青森では間違いなく一家に一本常備されている、必須調味料なのです。最近はテレビで紹介された影響か、うちの近所のスーパーでも扱ってるけ ど、うちにあるのは母・タマコがわざわざ送ってきたもの。お弁当の味付けにも重宝してます。小さい頃から慣れ親しんだ味がみんなに愛されて、嬉しい限りで す。次回はぜひ、源たれで焼肉祝勝会といきたいものです。

さて・・。話は変わりまして。
昨日ようやくリュープリンの初回投与を済ませてきました。
二の腕の内側のぷるぷるした所にプスっと。
痛みはほとんどありませんでした。注射跡も、鏡に写してじーっと目を凝らしてようやく見える程度。体調もまったく変わらず、です。でも２回目以降 に副作用が出る方が多いみたいなので、油断は禁物かもしれません。先生からも「ホットフラッシュとか頭痛とか肩こりとか、徐々に副作用がでるかもしれな い」と説明がありました。なにもしてなくてもひどい肩こりのわたし、一体どんなことになるんでしょう・・・。
お値段は１０，６２３円。保険がきいてこのお値段。注射は痛くなかったけど、こちらの方はけっこうイタいです
次回からは４週間ごとの投与になります。少なくとも４回、最大で６回の投与の予定です。少なくとも４回、と言うのは「４回打って効果が出なかった ら、それ以上投与しても小さくなる見込みがないから」とのこと。逆に効果が出れば、最大限の効果を期待して上限の６回まで投与するとのこと。それ以上は骨 密度の低下の危険があるのでＮＧなんだそうです。普通の生活をしていて構わないけど、カルシウムを積極的に摂取するように、との注意もありました。

で、先生との話の流れで手術日も決めてしまいました。
リュープリン治療を続けながら、どのタイミングで手術日を決めるのか気になったので、聞いてみたのです。すると
「今ここで決めてしまうって言うのも一つのテですよ」
と。前述の通り、４回打っても効果がなければそれ以上は意味がないのでそれ以上の投与は止めて手術することになるんだけど、いずれにしても３月ま では既に手術の予約がいっぱいなので、現時点で一番早くて３月３１日。４回打った効果を見てから決めようと思ったら、その間にまたどんどん予約が埋まって しまうから、いっそのこと現時点で予約してしまった方がいいかもしれない、とのことでした。
「うわ～、今決めんのか～」
と思ったら、一瞬ひるんでしまったけど、６回まで打ったとしたら最終投与は２月。今決めなければ投与終了から手術まで間が開いてしまうかもしれな い。せっかく小さくなった筋腫が、手術時にまた大きくなってしまったら意味ないし・・・。前回入院時にお世話になった同室のＳさん（リュープリン投与後、 手術を経験。担当の先生がわたしと同じです）に「手術するってきめたら、なるべく早い段階で予約した方がいいよ。そうじゃないとほんとにどんどん埋まって くから」と言われていたこともあり、即決しました。
「３月３１日にしますか？」
と言われましたが、ここでもＳさんの助言を思い出し
「４月に入ってからにして下さい」
とお願いしました。
と、言うのもＳさんは６月２９日に手術。７月６日に退院。入院期間が月をまたいでしまったため、７月分の入院費が高額医療費の対象外になり、支給されなかったと言う苦い経験をされたのです。
「入院期間が同じ月内になるように手術日決めなきゃだめよ～」
と、何度も何度も言っていました。
今まで病院いらずの健康体だったわたしは、恥ずかしながら高額医療費のことなんかぜーんぜん知りませんでした。ほんとにＳさんには大感謝です。持つべきものは経験者の友人です。

と、言うわけで４月２日に入院、５日に手術することに決まりました。なんだか長いような気がしますが、これから残り５回投与するとしたらこれが最 速。４回で投与中止となり、万が一１月にキャンセルが出て（あまり可能性は高くないと思うけど）１月に手術するとしても、それはリュープリンの効果が出な かった場合なので、術式は開腹になるわけで、そうなると避妊期間も長くなります。最大の６回で内視鏡手術が可能になれば、その分避妊期間も短くなるわけだ から、どっちにしろ赤ちゃんへの道のりは同じくらい。気長に頑張るしかなさそうです。
メスを入れる範囲が小さい方が体にはいいに決まってるんだから、多少副作用がひどくても、リュープリンの効果がしっかり出てくれるといいなぁ、と思います。

以上、とーっても長い治療の話でした